「観葉植物を部屋に飾りたいけど、どれを選べばいいかわからない」「ホームセンターで植物を選ぶのが苦手で、いつも同じものを買ってしまう」——そんな悩みを持つ方に、ここ数年で急増しているのが植物サブスクリプションサービスです。
毎月プロが選んだ植物や切り花が届く仕組みで、手軽さが人気を集めています。ただし、サービスによって仕組み・価格帯・特徴は大きく異なります。この記事では主要サービスを独自の視点で比較し、あなたに合った選択肢を見つけるお手伝いをします。
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この記事の結論
植物サブスクは「定期便型」と「レンタル型」の2種類に大別されます。本記事では主要3系統(bloomee/AND PLANTS/観葉植物レンタル系サービス)を比較し、申し込み前に確認すべき点を5つ挙げています。月額はサービス・プランで変動するため、金額は各社の公式サイトが一次情報です。
- 置き場所を確保できているか — 毎月届くとワンルームでは半年で棚が埋まる
- 受け取り日時を指定できるか — 箱の中で待たせると植物が弱る
- 最低継続回数・解約の締め日 — 初回が安い代わりに継続が必須のプランがある
- 鉢や受け皿が付いてくるか — 付かない場合は別途用意が必要
- 日当たりとの相性 — 品種はおまかせが基本なので、日陰が多い部屋は耐陰性中心のサービスを選ぶ
比較対象は本記事が扱う主要3系統(2026-07-26 時点)。月額・解約条件・対応エリアは各社公式サイトの最新情報をご確認ください。
3秒でわかる「植物サブスク」向き・不向き診断
「育てたい品種が決まっていない」「部屋に植物を飾りたいけど何から始めればいいかわからない」という方には、植物サブスクがとても向いています。一方、「モンステラが欲しい」「ポトスを棚に飾りたい」と明確なイメージがある方は、自分で購入したほうがコストを抑えられます。
植物サブスクとは?仕組みと2つの種類

小〜中型の観葉植物が2〜4品種
自分のものになる(所有)
月額 1,500〜3,000円前後
初心者・一人暮らしに最適(bloomee 等)
中〜大型の観葉植物が対象
所有ではなく「借りる」
月額 3,000〜8,000円前後
法人・SOHO向け。枯れ補償が魅力(AND PLANTS 等)
植物サブスクには大きく分けて「定期便型」と「レンタル型」の2種類があります。どちらも「植物が定期的に届く・管理される」という点は共通ですが、所有形態や価格帯が大きく異なります。
定期便型は切り花サブスクと同じ仕組みで、毎月小〜中型の観葉植物や観葉植物のセットが届きます。植物は自分のものになるため、届いた後の管理は自分で行います。個人の一人暮らし・カップル向けに多く見られます。
レンタル型は、植物を「借りる」形式です。枯れたら無償で交換してもらえるため、管理の手間を最小化したい方や、オフィス・SOHO環境に向いています。ただし、月額費用は定期便型より高めになる傾向があります。
主要サービス比較(2026年版)
の充実
しやすさ
◎=充実/可 ○=一部 △=弱い・縛りあり。bloomee は切花中心・翌月解約可、観葉レンタル系は大型中心で最低利用期間の縛りあり。月額はサービス・プランで変動
上の比較表はあくまで概算・参考情報です。各サービスの詳細は後述します。
サービス選びで見るべき3つの軸
サブスクは「料金が安いか」だけで選ぶと後悔しがちです。賃貸暮らしで実際に使ってみて感じたのは、次の3軸で絞り込むと自分に合うサービスにたどり着きやすいということです。
- 受け取り方法(ポスト投函か宅配便か):日中に家を空けることが多い一人暮らしなら、ポスト投函に対応したサービスが圧倒的にラクです。鉢付きの観葉植物は宅配便での受け取りが基本になるため、再配達の手間も計算に入れておきましょう。
- 届くのが切り花か鉢植えか:切り花中心のプランは「飾る楽しさ」、鉢植えの観葉植物プランは「育てて長く付き合う楽しさ」が中心です。観葉植物を部屋に根付かせたいなら、鉢付きで届くプランを選ぶのが近道です。
- 解約・スキップの柔軟さ:旅行や繁忙期に「今月はお休みしたい」というとき、1回ごとにスキップできるかどうかで使い勝手が変わります。最低継続回数の縛りがあるサービスもあるため、申し込み前に必ず確認しておきましょう。
この3軸のうち、自分が最も重視するものを1つ決めてから比較表を見返すと、候補がぐっと絞れます。たとえば「受け取りやすさ最優先・一人暮らし」ならポスト投函型、「育てる前提でしっかりした株がほしい」なら鉢付きの観葉植物特化型、という具合です。
bloomee(ブルーミー)
切り花と観葉植物のサブスクとして人気のサービスです。プランによって届く品数や頻度が異なり、月額はプランにより異なります。切り花がメインのプランが多いため、鉢植えの観葉植物を求める方は「greenbox」等の観葉植物特化プランを選ぶことをおすすめします。解約は基本的に翌月から反映されます(詳細は公式サイトでご確認ください)。
AND PLANTS(アンドプランツ)
観葉植物に特化したサブスクサービスです。プロが選んだ観葉植物が毎月届き、鉢や土もセットで入ってくるプランが充実しています。育て方カードが同梱されるため、初心者にも取り組みやすい設計です。月額は公式サイトでご確認ください。解約は基本的に翌月対応とされていますが、公式サイトで最新情報をご確認ください。
観葉植物レンタル系サービス
「グリーンレンタル」「観葉植物レンタルサービス」などの名称で複数の事業者が提供しています。法人・SOHO向けが多く、オフィスや店舗に大型の観葉植物を設置するニーズに対応しています。枯れた場合は交換対応が基本です。個人向けには月額が高くなる傾向があり、詳細は各サービスに問い合わせて。
植物サブスクのメリット・デメリット
◎ 季節に合った植物が届く
◎ 継続で植物が少しずつ増える
◎ レンタル型は枯れ補償あり
◎ 届く植物で育て方を学べる
✗ 月額コストがかかる(割高な場合も)
✗ 植物が増え続け置き場所に困る
✗ 毎月の梱包ゴミが出る
✗ 解約手続きが必要
植物サブスクの最大のメリットは「選ぶ手間がゼロ」という点です。何を育てればいいかわからない方や、ホームセンターで悩んでしまう方には非常に向いています。一方、育てたい品種が明確に決まっている方や、コストを抑えたい方にとっては、毎月の定額出費がデメリットになる場合があります。
特に気をつけたいのが「植物が増え続ける」問題です。ワンルームや1LDKの賃貸に住んでいる場合、毎月植物が届くと置き場所がすぐに埋まります。サブスクを始める前に、植物を置ける棚やスペースを確保しておくことをおすすめします。
コスト面も具体的に考えておきたいところです。定期便型を月2,000円で1年続けると年間2万4,000円ほどになります。同じ予算があれば、育てやすい中型の観葉植物を数鉢まとめて買い、お気に入りの鉢にスタイリングしても十分おつりがきます。逆に「毎月新しい植物が届くワクワク感」や「選ぶ手間を丸ごと省ける価値」にお金を払いたい人にとっては、サブスクの月額は納得感のある投資になります。サブスクと購入は優劣ではなく、何にお金を使いたいかの違いだと考えると選びやすくなります。
こんな人にはサブスクより「自分で購入」がおすすめ
以下の条件に当てはまる方は、サブスクより自分で植物を購入したほうが満足度が高い可能性があります。
- 育てたい品種が決まっている(モンステラ・ポトス・カラテアなど)
- コストをできるだけ抑えたい(月額サブスクより1回の購入が安い場合が多い)
- 鉢や土にこだわりたい(自分好みのスタイリング・テイストを追求したい)
- 少ない品種をじっくり育てたい(数を増やすより、1〜2鉢を大切に育てたい)
こういった方には、最初から欲しい植物を選んで購入するのがおすすめです。以下は特に育てやすく、インテリア映えする定番品種です。
モンステラ・ポトスは初心者でも育てやすく、日当たりが少ない賃貸でも比較的元気に育ちます。カラテアは少しこだわりを持った方向けの個性派。サンスベリアは空気清浄効果で人気があり、土不要のゼオライト仕様もあるため管理がとても簡単です。
申し込み前に確認したい5つのチェックポイント
サブスクは「気軽に始められる」のが魅力ですが、賃貸暮らしだからこそ事前に確認しておきたいポイントがあります。私自身が利用して「先に知っておけばよかった」と感じた点を中心にまとめました。
- 置き場所を確保できているか:毎月届くと、ワンルームでは半年で棚がいっぱいになります。窓際やカラーボックスなど、増えても置ける場所をあらかじめイメージしておきましょう。
- 受け取り日時を指定できるか:植物は箱の中で長く待たせると弱ります。配送日時の指定やポスト投函の可否を確認しておくと安心です。
- 最低継続回数・解約の締め日:「初回が安い代わりに数回の継続が必須」というプランもあります。総額と解約条件は申し込み前に必ずチェックしてください。
- 鉢や受け皿が付いてくるか:鉢なしで届く場合、別途鉢と受け皿を用意する必要があります。床や家具を水で傷めないよう、受け皿の準備も忘れずに。
- 日当たりとの相性:届く品種はおまかせが基本なので、日照を多く必要とする植物が来ることもあります。日陰が多い部屋なら、耐陰性の高い品種が中心のサービスを選ぶと失敗が減ります。
これらを満たせそうなら、まずは最短プランや初回お試しから始めて、自分の生活リズムに合うか見極めるのがおすすめです。合わないと感じたら早めに解約し、自分で1鉢選んで育てる方向に切り替えても、植物のある暮らしはちゃんと続けられます。
よくある質問
まとめ
品種へのこだわりが薄く、選ぶ手間より「届く楽しみ」を取りたい人に向く。月額の予算と置き場所さえ確保できれば、初心者が無理なく植物を増やせる仕組み。
植物サブスクは「何を育てればいいかわからない」「プロにおまかせしたい」という方には非常に便利なサービスです。一方で、育てたい品種が決まっていたり、コストを最優先したい場合は、最初から気に入った植物を自分で選んで購入するのが賢い選択です。
まとめると:
- サブスク向き → 選ぶ手間を省きたい・毎月の楽しみがほしい・植物初心者
- 自分で購入向き → 品種指定がある・コスト重視・鉢やスタイリングにこだわりたい
- レンタル型向き → 大型植物を置きたい・枯れ補償がほしい・SOHO・法人利用
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